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2008年 04月 30日

腰越のおとうさんへ

玄関のアンジェリケ(チューリップ)
秋にパンジーの下に球根から植えておきました。きれいな可愛いピンク。
寒い冬をこし
小さな芽がでてきて
どんどん大きくなって
わたしも大きくなるのが楽しみになり
小さなつぼみを持ち
そのつぼみも暖かくなるにつれて大きくなり
花が咲いた時の嬉しい気持ち
また次の日も
また次の日も
雨が降ったからそろそろ終わりかな
でもまた次の日も
暖かい春の毎日を玄関のチューリップが元気をくれていました。
腰越のおとうさんへ_b0134044_21304730.jpg


そして・・・・・。今日・・・・。
大切な人の「死」・・・・。

妹の義父

初めて手紙をもらったのが、10年前私がパラグアイに赴任している時。
妹の結婚が決まり、その頃中国出張の多かったパソコンの得意なお父さんからのメールだった。
お父さんのワイン好きと私のワイン好き、結婚後も年始のご挨拶に始まり、腰越のお祭り、姪たちの誕生日・・・・。
お父さんのモツ煮、お父さんのお取り寄せの美味しいものの数々のおすそわけ・・・・。

「臍帯」移植

お父さんの考えたお父さんの選択

人生での大きな選択

桜の咲き始めた1ヶ月前、息子達と一緒にお守りを買いに八幡様へ行った
「元気になって鎌倉の家にまた遊びに来てください」と長男の手紙を添えた

「死」

私にとって双子の息子達をこの手のひらに抱いたときから
「運命」という言葉を考えるようになっている

そして「死」というものを大きな意味で受け止めようとしている私がいます。

「お父さん。姪達の誕生日の事、進学の事、成人式、結婚式もしかしたらひ孫の話・・・・。おいしい赤ワインを持っていつか私も伺います。それまでわたし達のそばで笑っていてください。お父さんに『おねえちゃん!!!これはうまい!!!』といわれるようなワイン持っていきますね」

by twinsflower | 2008-04-30 02:54 | 私*思うこと


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